食欲がない時にもおすすめ!疲労回復に必要な栄養素がとれるスープレシピ5選
2022.03.24

ハードなトレーニングや試合のあとは疲労により消化吸収能力が低下することがあります。
そんな時にも疲労回復に必要なタンパク質やビタミン類が一品で摂取できるレシピを集めました。
また、からだを温めることは血行を改善し、必要な栄養素を全身に届けやすくしてくれるというメリットもあります。
寒い日の運動後やからだを温めたい時にもおすすめです。
1. 豚団子とズッキーニのトマト味噌スープ

糖質
5.6 g
タンパク質
12.3 g
脂質
9.9 g
カロリー
172 kcal
抗酸化作用の高いリコピンが豊富なトマトとカリウムが豊富なズッキーニ、二つの夏野菜を使用したスープです。
味噌は日本の伝統的な発酵食品で、プロバイオティクスのひとつでもあります。
適切なプロバイオティクスの摂取は、アスリートの免疫機能向上に貢献することいわれています。
アスリートは過度のトレーニングを行うこと、心理的ストレスも高くなること、海外遠征や集団生活が伴う場合はウイルスなどに感染する可能性も高くなることが考えられます。
免疫機能の70%は腸にあると言われており、食事からプロバイオティクスを補うことが感染症の予防のためにも大切になります。
2. 豚肉のチゲスープ

糖質
14.6 g
タンパク質
30.0 g
脂質
10.9 g
カロリー
304 kcal
豚肉や豆腐からは良質のたんぱく質、冷蔵庫にある余り野菜やきのこを入れれば、一度に様々な栄養素が摂れます。
キムチを入れるため、調味料も多くは要りません。
キムチに含まれる唐辛子のカプサイシンには代謝を促進する効果があるため、寒い日の朝や寒い中での練習で身体が冷えたときに、身体を芯から温め、血液の流れを促してくれます。
身体が冷えると血液の流れが滞り、せっかく摂った栄養素も全身にいきわたりにくくなり、疲れや怪我にも繋がります。
質の良い栄養素をとることと同時に、身体を冷やさない習慣をつけておくこともパフォーマンスアップや健康維持のためには欠かせません。
3. 魚介たっぷりスープ

糖質
3.4 g
タンパク質
12.7 g
脂質
12.5 g
カロリー
188 kcal
海の幸をふんだんに使用したたんぱく質もしっかり補給できるスープです。
作りおきをしておけば忙しい朝でもたんぱく質を十分にとれます。
朝食は昼食や夕食と比較してたんぱく質が少なくなりがちですが、3食と間食で満遍なくたんぱく質をとることで、筋たんぱく質の合成がより効率的になるという報告もあります。
特に筋肉量を増やしたいという方は1日に摂取するたんぱく質の総量だけでなく、回数や1回量にも気をつけてみると効果が出やすいかもしれません。
身体づくりをしている方であれば1回にとるたんぱく質の目安を体重1㎏あたり0.3〜0.4gにしてみると良いですよ。
4. 魚介のチゲ風スープ

糖質
1.9 g
タンパク質
8.0 g
脂質
4.5 g
カロリー
89 kcal
魚介のうま味が効いたピリッとアクセントのあるチゲ風スープ。
スープで良質なたんぱく質を補うこともできます。
また、温かいスープは身体を温める効果がありますが、体温と睡眠には密接な関係があります。
夜になると深部体温(直腸温)が下がり、入眠しやすい状態になります。
この際に脳の温度も下がり、起きる時間に近づくとともに体温が上昇し始めます。これは寝ている間に脳を休ませて、日中しっかりと働かせるためのからだのしくみです。
起床時は日中と比べてまだ体温は低いため、特に寒い季節は温かいものでしっかりと朝食をとることで体温が上がり、1日の生活リズムが整います。
5. 鶏もも肉と野菜のミネストローネ

糖質
4.7 g
タンパク質
7.2 g
脂質
16.8 g
カロリー
209 kcal
にんじんは抗酸化作用の強いβ-カロテンが豊富で、緑黄色野菜の中でもトップクラスです。
β-カロテンは体内に入るとビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を強くしたり、免疫機能を正常に保ったり、肌をきれいに保ったりするためにはたらきます。
特に、細菌やウイルスは粘膜を通して体内に入るため、その入り口の機能を正常にはたらかせておくことはコンディションを維持するためにも大切になりますね。
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