提供元: ファットアダプト編集部

長野県飯田市に本社本店をおく旭松食品株式会社。「お客様の生活文化の向上と共に歩み、より快適で、健康な食生活を追求し日々に、新たに前進します。」という企業理念を掲げ、長年にわたり大豆を主原料とした商品開発と研究を積み重ねて生み出した高野豆腐。
昨今では、おからパウダーなどTVでも放映される人気商品を生産している食品メーカーです。
ファットアダプトインタビューでは、ファットアダプト食事法と相性も良く、高タンパク質で低糖質な高野豆腐の魅力についてお聞きしました。

①アスリートにおすすめ、高野豆腐

日本の伝統食品のひとつ、高野豆腐。
実はファットアダプトやロカボをする人にとって、無限の可能性を秘めた“スーパー食材”です。
まずはじめに、糖質に注目しましょう。高野豆腐の糖質は100g当たり0.8g。1枚の重量は約16.5gなので、1枚当たりの糖質はごく微量です。
そして、ファットアダプトには欠かせないタンパク質ですが、高野豆腐1枚(約16.5g)に8.5gも含まれています。つまり、高野豆腐の半分以上はタンパク質なのです!
他にもカルシウム、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどの微量成分も含むので、アスリートにとって理想的な素材といえるでしょう。

②注目の「レジスタントタンパク質」が豊富

長野県飯田市に本社をおく旭松食品㈱は、長年にわたり研究を積み重ね、進化を続けてきた高野豆腐メーカーです。高野豆腐が高タンパク食品として優れている理由があると、同社営業統括部・営業推進課リーダーの大越悠貴さんが教えてくれました。


「高野豆腐はもともと厳寒に豆腐をさらして水分を抜いた乾物です。長野県などでは凍り豆腐、凍み豆腐と呼ばれます。実は機械化した工場でも、豆腐を凍結させ、熟成させ…という工程を20日ほどかけてくり返すため手が掛かるのですが、この期間に温度変化などのストレスを受けて一部のタンパク質の形が変化するのです。こうしてできたものを“レジスタントタンパク質”といい、高野豆腐の栄養価値を高めています」
レジスタントタンパク質は、高野豆腐のタンパク質中の約3割を占めています。
大豆や大豆製品にも含まれますが、これほど豊富に含むのは高野豆腐のみです。
「2016年に同社が「高野豆腐に含まれるレジスタントタンパク質が糖質代謝(糖尿病)に改善効果がある」という研究成果成果を発表したことによりメディアでも大きな注目を浴びました。他にも中性脂肪値を下げる、コレステロールを抑えるなどの効果も実証されています。
昔から体にいい健康食品のイメージがある高野豆腐ですが、その裏づけはきちんとあるのです。

③健康的に、安全に進化を続ける高野豆腐

「当社は研究部門部門があるのが強みで、伝統食材の高野豆腐も常に進化しています。そもそも高野豆腐は、水でもどしてしぼってという面倒な下準備が必須でした。それは当時、高野豆腐をふっくら柔らかくするためにアンモニアを使っていたからなのです。このアンモニアが業界全体で重曹にかわったのが40年前のこと。ところが重曹はナトリウムの一種なので、塩分を含みます。せっかくの健康素材なのに、製造工程上の理由から塩分量が上がるのは避けたいという想いから、カリウムに改良したのが当社の特許製法です」(大越さん)

これにより、同社の高野豆腐は塩分値はほぼゼロになりました。さらにカリウムが体内の余分な塩分の排出を促進するメリットも生まれました。
2020年、同社は時代にともなうアップデートを進行中です。高野豆腐全製品で使う原料を、国際規格「グローバルGAP*」認証の大豆に切りかえ、2020年4月には完了する見込みです。

*グローバルGAP:食品の安全、労働環境、環境保全などに配慮した生産活動をしている優良事業者を認証する、世界120ヵ国以上におよぶ農業生産工程管理者の国際規格。

④食べて健康になるラインナップ

旭松食品の高野豆腐は、「新あさひ豆腐」の商品名でおなじみです。
旭松の一文字をとってあさひ豆腐。「新」は同社のみの製法で重曹をカリウムにかえた時に冠した誇りの表われです。
もっともベーシック商品は、煮物などによく使われる四角形の「新あさひ豆腐」。
形状のバリエーションのラインナップは豊富ですが、なかでも使い勝手がよく人気なのが、1枚を300等分に切り分けた「新あさひ豆腐 極きざみ」。他に粉末状の「新あさひ粉豆腐」もあります。
「低糖質・高タンパクな食品としてはもちろんのこと、最近は代替肉(フェイクミート)としての需要も高まっています。新あさひ豆腐は軽くもどしてからちぎって、下味をつけて揚げれば、から揚げのできあがりです。1枚の形状をそのまま生かしてフレンチトーストやピッツァなどにもアレンジできます。新あさひ豆腐 極きざみは粗挽き肉のイメージで、キーマカレーや担担麺、麻婆豆腐などにぜひお使いください。

新あさひ粉豆腐は小麦粉などの粉ものに置きかえて、お菓子やお好み焼きがつくれます。ハンバーグなどのつなぎや、揚げ物の衣にもなり、低糖質で高タンパク質なメニューが簡単につくれます」
と大越さん。
2019年10月に新発売になった同社おすすめの「なめらかおからパウダー」も注目度大です。
おからをきな粉のような微粉末状にしたもので、スプーン1杯でレタス半分の食物繊維量を含みます。
味はほとんどしないので、サプリ感覚でヨーグルトやサラダにかけて手軽に食べることができます。
新あさひ豆腐や新あさひ粉豆腐は『高タンパク』、なめらかおからパウダーは『食物繊維』。同じ大豆由来の製品でも、求める栄養によって食べ分けるのがおすすめです。
食は時代とともに変化するもの。旭松食品の時代を読んだ商品シリーズを、伝統食品のおいしさとともにぜひファットアダプトやロカボなライフスタイルに取り入れてみてください。

writer: 横山せつ子

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